チームバトル基礎解説~勝ち方とステージ~
こんにちは!クアムと申します。このブログではリリース開始からひたすらルムマに籠もり対抗戦を行っていた自分があるきっかけによってチームバトルにおけるスタートラインとも言えるような基礎を全て解説するブログです。拙い文章ですがご一読いただければ幸いです。
きっかけ
大会での出来事です。njmp杯という大会はバトロワの知識に疎い自分でも知っているようなバトロワのレートランカーがチームを組んで参加していた大会でした。しかし蓋を開けてみればトップ4は普段の対抗戦相手、有名なチームクランで埋まる結果に終わりました。
そこでバトロワのレートランカーの視点を見に行ってみると個人技は素晴らしく上手なもののチームバトルにおいて必要な献身的なプレーや次に起こす行動を瞬時に決める判断力が備わっていなかったのです。
このことからチームバトルの敷居を下げるべくチームバトルに興味を持ったらすぐに基礎的な部分から手を出して学ぶことのできる教科書のような存在が必要であると感じ筆を執った次第です。
そして今回は基礎中の基礎でありながら理解するとかなり奥深い世界となっている勝ち方とステージを解説していきます。よろしくお願いします。
チームバトルの勝ち方
チームバトルの勝利条件である「相手よりも多くポイントを獲得する」を達成するには兎にも角にもポイントが必要となります。
ということでまずはポイントの取り方を復習しましょう。
大きなボーナスポイントは主に3つ
ドローン300点 カブキ500点 K.O IPPON 100~200点+αコンボ、盤面上有利
この3つに分けられます。チームバトルに慣れていない人、特にバトロワから参戦した人は良く「ドローンを一個でも多くとった方が勝てるんだな」と勘違いしがちなのですがこれは大きな間違いです。なぜならこのゲームのスコアで多く参照される得点源がダメージポイントにあるからです。
チームバトルでは全ダメージにダメージポイントが入ります。つまりドローンへの攻撃にもダメージポイントがのります。
よってボーナスポイントにダメージポイントを乗せると
ドローン700点 カブキ 1300点 K.O IPPON 355~500点+αコンボ、盤面上有利
となります。ですからドローンが最も効率良く点数を稼ぐことができるのは勿論のことですがダメージボーナスも含めて全体的な点数を考えましょう。
特にドローンボーナス300点を重視しすぎて相手に300点のダメージポイントを与えるプレイは控えましょう。イーグルシティの初動橋上でよく見られるリープ待機はあまりにリスキーな行動です。奪えてもその後デスしてしまったら元も子もないです。リスクとリターンを考えながら動きましょう。
話を戻します。このダメージポイントによってチームバトルは勝敗が決していると言っても過言ではなく、「相手よりもドローンを取ったのに何で負けた?」の疑問は大体ダメージポイントへの関与がないからの一言に尽きます。
これを理解してないとやりがちなのが相手がドローンを攻撃しているのを見て最後の一撃をとるために待つプレイ。これは万が一相手がドローンを取った場合貴方の待った時間は”生きた屍”となる時間です。考える間もなく相手を見て詰めるか別のを取りに行くかを瞬時に判断しましょう。チームバトルでは自分の時間を如何にポイントに変換させれるかのゲームです。最初はとにかく悩み考えて臨んでください。分からないところがあればどんどん質問してください。我々は仲間を待っています。
ステージについて
現在ニンジャラでは二つのステージがあります。順番に解説していきます。
WNAアカデミー
特徴 ・ドローンとドローンの間隔がとてつもなく近い。
・ステージ全体が狭い。
・自陣、敵陣にそれぞれ2つ。中央に1つドローンある。
の三つが大きく分けてあげられると思います。ここで自分の抱いているWNAアカデミーの感想ですが「チームバトルをあまりやったことがない人でも個の力と時の運で勝てるシンプルなステ」です。
というのも理由は簡単でドローンとドローンの間隔が狭いのでドローンを攻撃してたらすぐに相手と接触するからですね。そこで勝利を収めればすぐにドローンが取れます。
そう、何を隠そうWNAアカデミーはキルがドローンptに繋がりやすいステージなのです
(キルポの分点差が離れやすいステージなのに逆転に必要なドローンの位置が敵陣側に固まっている。つまりクソs)
キル>ドローン
これがWNAアカデミーにおけるチームが共有すべき勝ち方だと考えています。
キルを第一に置きキルで負けそうなのであればドローンで巻き返しを狙う。
ここで”ドローンで巻き返しを狙う”は間隔が近いWNAアカデミーでは無理じゃないか?と思った方は多いのではないでしょうか。実際に竹ナーフはよ(チーム名です)で実践しているプレイを例に挙げます。
初動はキルとドローンを考えた場合とにかく一番前のドローンを取ることに尽力します。それは相手も同じなのでぶつかるのは真ん中ですね。戦いが始まります。ここで味方が一人落ちてしまったら足止めを優先します。真ん中を譲り自陣のドローンを取らせないようなポジショニング、妨害。もし相手が敵陣のドローンを取りにいったらすぐに味方一人が敵外周にスタートを切ります。相手が敵陣を取り終えて敵外周に着く頃にはすでに味方が取っている。
これを主にリカバリー手段として採用しています。落ちた味方が自外周を取れば初動出たドローン5つの内3つ取っていることになりポイント勝負では優勢を保てます。
このように意識外の裏どりをすれば取ることのできるドローンは非常に多く相手を妨害、引き付けて耐えるプレイヤーとその間ポイント重視で戦うプレイヤーがいれば逆転は十分可能です。
チームバトルは組織で動くものでありそれぞれの思考を纏める必要があります。指示や次行いたい行動を味方に伝えられるようになりましょう
イーグルシティ
特徴 ・ドローンとドローンの間隔が遠い。
・ステージ全体が非常に広い。
・自陣と敵陣に1つずつ。あとは天空、橋上、橋下の真ん中3つが柱状に繋がっている。
ということでついに来ましたイーグルシティです。基本的にチームの強さはイーグルシティの強さと言ってもいいほど連携が求められてくるステージです
チームバトルに慣れていない人が対抗戦やってみて何に悩むかと言ったらまずこのステージです。負けた後に「何で負けた?何が起きた?」となるのはチームバトル名物であり「チームバトルへようこそ」と洗礼を受けます。
チームランクで重視されているステージはWNAアカデミーということもあってレートが平均より高い人でもイーグルシティの勝ち方を明確に言語化できる人は多くなく、対抗戦を行っているチームの中でも一握りであると思います。
これを読んでくれたあなたが本気で大会で優勝するために対抗戦を行ってくれることを著者は望みます。是非相手や味方問わずやりましょう。
ということで解説していきます。まず答えをいうと
ドローン>キル
です。WNAが相手の点を削ぎ落し自分たちの加点を重視するステージとすればイーグルシティはとにかく相手よりも加点することが重要になります。
理由は簡単で対面を行うとドローンまで距離が遠いことが災いしてドローンを壊したとしても次のドローンを壊すまで時間がかかってしまうからなんですね。
しかし対面に行かなければ良いということはなく、一人が複数枚のヘイトを買えればそれは味方のドローンゲットのチャンスになります。
このようにドローンを取るためのキルが正当化されていて、それでいてドローンを取らければならない。次に出るドローンの位置を予測して次の行動に移す。まるでバトロワだと思いませんか?
そうイーグルシティの本質は4vs4のバトルロワイヤルなんです(WNAはスマブラ)
今まで1人だった戦場に3人もの味方がいるんです。戦術の幅が広がらない訳がありません。またステージが広い分チームの個性も非常に強く出ます。
固まることでキルポを取らせず相手よりも1つでも多くドローンを取ろうとするチーム。
WNAアカデミー同様とにかく詰めてキルポと並行してドローンを取るチーム。
ドローン取る位置を予め決めて毎回僅差での勝利でも10回やれば10回勝ってくるチーム
あくまで例として挙げましたが上記の特徴は武器や性格を加味した特徴です。
チームの長所と短所を理解しそれに元ずくプレイをする。これがチームバトルの神髄であり最も重要な部分であるといえます。
その例として竹ナーフはよの戦い方を説明します。
編成はヨーヨー、SK8、メロウ、ドリルです。長所は編成のバランスです。イーグル、WNAどちらにも対応できるようにし器用貧乏にならない立ち回りを身に着けるため大会前からこのブログで書いてある内容+αをすべて選手間で共有しました。
そうした結果イーグルシティの人の集まりやすい自高、橋上、橋下をSK8にお願いし天空や敵高の強奪をドリルが行うようにしました。メロウ、ヨーヨーは味方の位置に合わせ流動的に動き、特にメロウは妨害を重視しヨーヨーは対面を意識するようお願いしました。
忍術の使い方も試行錯誤しました。ドリルは天空からオシオキを吐くことで前のドローンやドローン壊しの中核を担うハンマーを特に狙えるようにして積極的にハンマーを狙っていきます。そして人が集まりやすい場所にはメロウ、SK8のテンチムヨウを使うことで横の死体に目もくれずにドローンを壊すことに専念できます。そして自高を取りつつ別のドローンを攻撃できるヨーヨーのカンツーミキサー。
このようにすることでイーグルシティ全域のドローンを常に見ることができ、またガム忍術も全域に効果を発揮するよう配置しています。
文字に起こすとこんなかんじでしょうか。
竹ナは特にオールレンジに対応できるようにしていましたね。詰めてくるのであれば後ろと天空を。固まるなら手前をといった感じです。これには選手1人1人の速い判断力が問われてくるので竹ナーフはよはステージ理解とチーム経験のチームであったと思います。
大会前日に前の厚みが足りないことが課題として挙がり大会当日にトリックボールからメロウに変えたおかげで前の厚みが増し弱点らしい弱点が消えたのも大きかったですね。
話を戻します。このようにWNAアカデミー、イーグルシティは対極の位置に存在するステージであることをまず頭に入れてください。その上で使用する武器、シノビカードを決めましょう。そして戦い方を決めてください。
もし根本的に強い立ち回るを知りたいのであれば同業者にどんどん質問しましょう。質問されて嬉しくない人なんていないでしょう自分がそうですから。自分はWNAはカタナ、イーグルはドリルを持っています。
いつでもウェルカムです。
最後に
いかがでしたでしょうか。かなり急ピッチで書いたのもあり雑な文章になってしまいましたが楽しく読んでいただけたら幸いです。
今これを読んでいるプレイヤー達と対抗戦や大会で当たれるその日を楽しみにしています。
まだまだリリースされて時間が浅いにも関わらず自由度ゆえに戦術が発掘されているニンジャラ。自分も負けないよう努力に励んでいきます。
ご一読ありがとうございました
クアム
TwitterID→kuamu_b